「食の平和」
食の平和を守り続けられること。
生命維持に必要不可欠な"食べる"ということ。
私たちの先祖は、食べ続け、命をつないできました。
いつしか、食事の前に「いただきます」と言いました。
この言葉には、感謝の想いが込められていると、考えます。
命を食べること、命をいただくことは 大変有難いことだという。
何千年も、人間は、自然や動植物の命を食べて生きてきました。
なぜ?
生きるためです。
日本の食文化は、北海道から沖縄まで、地域によって異なり多様です。
自然、気候、季節、調理法、保存法など、その土地ならではの食文化と言えます。
食文化の歴史や知識を深めると、より日本の歴史を知ることもできます。
今に始まったことではありませんが、時代と供に、多くの日本の食文化は失われ、新しい食文化が生まれます。
生活スタイルの変化、価値観(ダイエット、糖質制限、宗教、作法、菜食主義者など)の変化、食の多様化など。
そして現代は、インターネットに大きな影響を受けます。
私たちの創る社会や経済で、食の多くの問題があり、日々、ニュースなど流れています。
さらに、地球環境変化が今、まさに大きな問題です。
環境破壊、温暖化、資源の枯渇、水不足、経済格差、激増する世界人口。
食という生命維持の大切なものへの向き合い方が、沢山の負の影響を受け、それを解消するための取り組みがないまま、進んできています。
食の平和は、崩壊するかもです。
食に携わる人の心次第で、悪影響が広がります。
食が悪用されないように常に注視しなければなりません。
正しい心で食と向き合える自らを作り、そうあるように語りかけ、悪しき食の環境は改善し、食の平和を守るように歩んでいけるように虚心で努力する必要があります。